2025.05.16
——LSSの視点から考える
こんにちは。
今日は「検査」についてお話ししてみたいと思います。
まず、大前提としてなぜ「検査」が必要なのか?ということ。
人の体は十人十色であるため、何かの基準に合わせて評価をすることが間違い。
という意見があり、それも一理あると思います。
しかし、
この事実を考える必要があると思いませんか?
たとえば「肩が痛い」と訴える方がいても、肩だけを見るのではなく、頭のてっぺんから足先まで、全体の状態を確認していきます。 それはなぜでしょうか?
一般的な医療や様々な療法では、「症状が出ている場所に原因がある」という前提で、その部分を詳しく調べ、処置していきます。
頭が痛ければ頭、腰が痛ければ腰を検査し、必要な薬や処置が施される。それが多くの人にとってはごく自然な流れだと思います。
こういった検査では時には異常はないのに症状があるという摩訶不思議な結果が出たりもします。
特に慢性的な症状や病気は、どれだけその場所を探っても、根本的に解決することが少ないというのが現状です。
元々外科領域である急性の怪我や救急医療の発想から行われている検査はその場所が今どのような状態に陥っていて、いかにそれを解決するかに注目する対症療法的な検査が基本となります。
対症療法の考え方は、ときには命を守るために必要な場面もありますし、急性の症状には非常に効果的です。
しかし、同じ見方で慢性的な病気や不調を検査してしまうことで解決しないのであれば、どこかで「見方を変える」必要があるのではないでしょうか。
だからこそ、
もちろん「全体」を見て探したものをより「緻密」に検査することは前提で。
本当の原因は、痛みや不調が出ている場所とはまったく違うところにあることが多いからです。
もし、本当にその場所にだけ原因があるのであれば、多くの人がすでに完治しているはず。
でも、実際には何年も不調を抱え続けている人や、複数の病院を回っている人がたくさんいます。
特に高齢の方の中で「病院に一度もかかっていません」という人は、
どれくらいいるでしょうか?
そう考えると、
持ってもらいたいと思うのです。
そして、
それが、LSSが大切にしている「検査」の考え方です。
生命科学研究会(LSS)は、人に内在する自らを癒す力について、日々探究を重ねています。
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